図解「財務3表のつながり」でわかる会計の基本 は会計の全体像を簡単に理解できる本
こんにちは、なかもりんです。
國貞 克則 『図解「財務3表のつながり」でわかる会計の基本』を読みました。
私は学生時代に日商簿記2級を取ったことがあり、一つ一つの仕訳の決まりは大体理解しながら勉強できたのですが、財務諸表全体の繋がりのがいまいち腑に落ちておらずもやーっとしたままになってました。
この本は一つ一つの仕訳には立ち入らず、ある取引が財務諸表のどこに現れるのかに焦点を当てて解説しています。会社を設立する、銀行から借り入れる、商品を仕入れる、販売する……それぞれの取引でPL,BS,CSのどの欄が動くのか、これら3表の繋がりがどうなっているのかを見ていくことで、財務諸表全体の対応関係が理解できました。
会計をざっと勉強したい人はもちろん、一度会計を勉強してみたけど、結局何をやっているのか全体像が分からなくなっちゃった、そんな人にも良い本です。会計が全く初めてで財務諸表って何?という人はさらに簡単な本を1冊読んでからが良いと思いました。
財務分析のポイントも抑えられるので株式投資をしている人にもおすすめです。